偶感。
今年初めての詩吟の練習がありました。
久しぶりに大きな声を出しました。
声を出すと、気持ちがすっきりします。
私が練習するのは「偶感(西郷南洲)」。
〔偶感〕
幾たびか辛酸を歴て 志始めて堅し
丈夫は玉碎するも 甎全(せんぜん)を愧ず
吾が家の遺法 人知るや否や
兒孫の爲に 美田を買わず
人間は、つらく苦しいことを何度も経験してはじめて志が堅固になるものである。
立派な男というものは、たとえ玉となってくだけ散るようなことになっても、かわらとなって生きながらえるのを恥とするものである。
わが家には先祖から伝わった子孫の守るべき家訓があるが、世間の人は知っているであろうか。
それは、子孫のために田地など財産を買い残すことはしないということである。
独立自営千辛万苦に耐えさせるというのが、わが家に残し継がれてきた家訓である。
この詩は、私の詩吟の先輩から、「政治家を志すなら偶感を練習しないと。『兒孫の爲に美田を残す』政治家が増えているのが問題ではないか。西郷南州を学びなさい」と言われ、選びました。
2世議員が増え、政治家の世襲が問題として取り上げられる今、こうした先人の心をしっかりを学ぶことが大切であろうと思います。
また、「人間は、つらく苦しいことを何度も経験してはじめて志が堅固になる」という内容は、私にとって励まされる気持ちにもなり、ありがたいことです。
私が所属する関西吟詩文化協会のホームページに「YOUNG GIN(ヤングギン)」というコーナーがあり、以前の大会でインタビューされた動画がアップされるようです。
(記入時点ではまだアップされてませんが、アップされてたらまた記入しますね)

(インタビューを受けた時の一コマです)
1月いっぱいの公開だそうですので、お時間ある方はどうぞご覧下さい。
2009年1月 6日


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