地場の野菜を見直さなければ…
商工会議所で行われました、「地域ブランド勉強会」。
今回のテーマは「高槻の野菜を高槻で」と題し、NPO法人浪速魚菜の会代表の笹井良隆様のご講演です。
京都料理・京野菜に比べ知名度の低い浪速料理・浪速野菜。こうした地元の野菜や伝統料理を見直し、生産者・消費者・市場にとってメリットのある仕組みを考えておられます。こうした地場の野菜を地元の魅力としていくことは、これからの都市の魅力作りにあって大変重要だと思いました。
飲食店をアンテナショップとして、地元の商店街で地元の野菜が食べられるようにすること。知らない野菜は、主婦の方に手にとってもらえても、購入まではいきません。料理方法がよくわからないからです。それを情報とあわせて売る(どう料理したらよいかということですね)。また、ここでしか手に入らない・食べられないおいしいものであるなら、それを目当てに人も集まってきます。こうした取り組みが重要になるわけです。
ただ安いだけの野菜なら、中国産には勝てない。地域とのつながりの中で、地場の野菜が見直されていくことが重要なのだと思いました。
たとえば鮮度の問題です。スーパーで1℃~4℃の低温でないと鮮度が保てない野菜と、地元でとれた新鮮野菜。日持ちを見ても、地元の野菜のよさは明らかなわけです。値段だけでない魅力をアピールしていくことも重要なのだと感じました。
そして、笹井様が取り組んでこられた、田能にあります「ささゆりの里」。この取り組みに対する苦労話、成功秘話をお教えいただきました。「季節の伝統野菜を満喫できる大阪で唯一のレストラン」をつくりだし、現在では枚方や京都からもリピーター客を呼び込んでおられるそうです。
"おいしい野菜・雰囲気がよい・接客がちゃんとできている"この要素を満たすことが、なにより生き残れるかどうか左右するということを学びました。
地元の野菜。スーパーの野菜の値段だけでなく、生産地の視点からも見ないといけないなぁと痛切に思いました。高槻の"名物"として、野菜を見直していくことも大事なことだと感じました。
2006年12月 7日


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